【リユースロディ】合言葉は『捨てない。』 ロディリユースプロジェクト インタビュー (岡山県 里山里海交流館しんぴお)

【リユースロディ】合言葉は『捨てない。』 ロディリユースプロジェクト インタビュー (岡山県 里山里海交流館しんぴお)

2023/05/16

昨年スタートした、ロディの『リユースプロジェクト』にご応募いただき、リユースロディをお送りした施設さまにはじめてお話をお聞きすることができました。

岡山県にある施設『里山里海交流館しんぴお』さまです。
https://www.shinpio.com/

昨年2022年6月に一般社団法人北房観光協会が開所された施設です。
子供から大人までが自然について学ぶことのできる、多目的ホールや古民家レストランも入ったとってもステキな施設で、岡山県の里山や環境について学ぶことができます。
海側にはこのような施設は多いそうですが、今回、初めて岡山県の山側にできた施設です。
またこちらは50年以上続けているホタルの保護活動を再認識し、森里川海の自然を守り自然と人との共生を図る活動も行われています。
代表の加戸さまに今回はリモートでお話を伺いました。


里山里海交流館しんぴおアドバイザー
古民家レストラン「ほたる庵」代表 加戸様




ロディSTAFF
本当は実際にそちらに行きたかったのですが・・・
ホームページでしんぴおさんの施設を拝見させていただきました。
とってもきれいで広くってステキな場所ですね。

加戸さん
そうですね、昨年できたばかりで古民家レストランでは古希のお祝いや、お子様のお誕生日会などもするので、親、子供、おじいちゃん、おばあちゃん揃って3世代で来ていただけるような施設です。
広いお庭があるので、そこでロディちゃんで遊ぶことができるのでこどもたちはとっても喜んでいますよ。



ロディSTAFF
そうなんですね。
ところで、ロディについてはそもそもご存知でしたか?
どのようなつながりで今回のリユースプロジェクトをお知りになったのかな。とそこから教えて頂きたいです。

加戸さん
そうですよね。
多目的ホールを使ったイベントを探していたところ、昨年の12月にロディヨガ教室をたまたま知り開催したのがきっかけです。
ロディヨガのインストラクターの先生から教えて頂いてこのリユースプロジェクトを知りました。
はじめは、ロディヨガ教室だけで考えていただのですがロディを中庭に置いておくだけでも楽しいですよ。と教えて頂いて最初はレンタルで10匹くらい外の広場においておいたら、レストランに来客された際に食事が終わったこどもたちがたくさん集まってきて、喜んで遊んでいる姿をみて、『これはいい!』と思いました。




そしてこのリユースプロジェクトも知って、それであれば応募してみよう。という流れです。
今は、リユースロディプロジェクトでお送り頂いたロディちゃん3匹を、レストランからも見える広場においています。古民家レストランに食事に来られた子供が遊ぶ姿を三世代で楽しまれていますよ。
子供とパパママがロディで楽しんでいるところをおじいちゃん、おばあちゃんが見ているというような光景です。

ロディSTAFF
ロディヨガの先生が教えてくださったのですね。それはすごく嬉しいです。ありがたいです。
そうですよね、お食事にきてもこどもたちはなかなか長い時間食事をすることは難しいので、外で遊べるものがあると親たちはゆっくり食事もできて助かりますよね。
子供が楽しんでいる姿を見ることが親世代のしあわせですよね。
親子とおじいちゃん、おばあちゃんもそろって3世代で・・というのがとても嬉しい光景ですね。

加戸さん
ロディで遊び始めるとなかなか帰りたがらなくて親やおばあちゃんたちを困らせていますね。笑
一度子どもたちがロディで遊ぶと、また行きたい、行きたいと言ってくれているようです。
こどもたちの体幹はすごいですね。大人が乗るとすぐにひっくり返ってしまいますがこどもたちはすぐにロディに慣れますし、足腰が育っていくなと感じますね。



ロディSTAFF
たしかに親は早く帰りたいのに・・となりますよね。笑
でもこどもたちが楽しんでくれているとお聞きできてとても嬉しいです。

ところで、しんぴおさんは自然環境の保護や川のゴミ収集、ホタルの住める環境にきれいにする、などたくさんの環境問題にとりくまれてこどもたちに伝えていく活動をされています。
私達のロディリユースプロジェクトも使わなくなったロディをすぐに捨てない。
ゴミにするのではなく必要としている場所、人に渡していく、という活動なのでリユースという点では環境問題につながる部分だなと思っています。

加戸さん
そうですね。
一般のご家庭から集められたロディちゃんが、ここ岡山にまでやってきてくれたことがとても嬉しいです。
しんぴおは少しでも自然に近くということで、よくあるボールプールを落ち葉プールとして設置してみたり、その落ち葉プールにロディちゃんを入れて遊んでもらったり、そんなこともしています。
それ以外はガーデンパラソルで食事ができたり、森里川の近くでのびのびと安全安心に遊べるスペースにしています。 食の交流会や多目的ホールでの環境学習映像を視聴した後に、広場に出てロディで遊んで体幹やバランスアップに繋がって・・・ 心身ともに健康な子供たちが増えると思います。
そして、いったんその子供たちがここの土地を離れたとしても、将来、里山に戻り森里川の自然保護を続ける人となってもらえることを望んでいます。Uターンというのを一番願っています。
そのような未来ネットワークづくりを行う施設になれるように今現在も様々な企画をねっているところです。



ロディSTAFF
こどもたちが一度離れて他の土地で生活してもまた戻ってきたい。と思える場所にする、ってとてもステキなことですね。
そして、カヌーでのゴミひろいについて教えて下さい。どんな活動ですか?

加戸さん
ホタルの保護活動は小学校4年生で学習をしますが、川のごみ掃除はその一環としてもっと小さなお子様から参加しています。
川を綺麗にして、その川につながる海の魚たちも守るという活動です。

カヤックに親子で一緒に乗って、浮遊ゴミを拾う活動をしています。
カヤックに乗るだけでもこどもは楽しいですが、同時にゴミ拾いもして環境問題を考えるきっかけになります。
たくさんのプラスティックゴミやポリ袋などが川にはあります。
何でも『捨ててはいけない。』これは合言葉ですね。
実際に活動をしてたくさん飛び交うホタルを見ると、『ああ、やってきてよかったな。』と実感できると思います。

▲川にはたくさんの浮遊物がながれこんでいます。


ロディSTAFF
本当に素晴らしい活動ですね。
大自然の中で親子でカヤックをするだけでも素晴らしいことですが、さらにホタルや環境を守るためにゴミ拾いの活動をするということは、親も一緒に子どもたちと環境について学ぶ良い機会ですね。
ぜひ私も息子と一緒に参加したいと思いました。
貴重なお話ありがとうございました。


こうして家庭にあったロディが集められて、遠く離れた場所で子どもたちに再び愛されていく活動ができてとても嬉しく思います。
方法は違いますが、しんぴおさんで行っている活動とロディが行っているリユースという活動がこうして繋がりを持てたこともとても嬉しいです。
更にリユース活動、環境活動が広まっていくよう、ロデも様々な活動を続けて行きたいと思います。

ご家庭にあるロディちゃんを寄付したいかた、こどもたちの集まる児童施設でロディを受け取りたい企業様。 引き続き、リユースロディは募集中です。

▶ロディリユースプロジェクト https://rody.co.jp/reuse.html
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